体験談のご紹介

最新の体験談

病気を治す側にいた私が、自分が体験した溶血性連鎖球菌感染による慢性扁桃炎によって理解したこと

  • ( 35歳 女性 S.S.)
  • 掲載日:2010.06.23

◆旱く元気を取り戻したい一心で、MRTに通う

 私は、看護婦として、医療の世界で働いています。そんな私が、7年前、職場での悩みから、胃腸を悪くして、仕事を続けるのも辛い状態に陥ってしまいました。そんなとき、友人のお母さんにMRTのことを聞いてに通い始めました。

 その頃の私は、胃の痛みで朝食が食ぺられず、昼食は、お粥と柔らかい惣菜、夕食は、雑炊やうどんなど柔らかいものをなんとか半人前ほど食べて過ごしていました。

 身体がいつもだるく、肩や腰の痛みと頭痛、生理痛も酷く、鎮痛剤と胃腸薬を内服していました。しかし、一向に食欲は出ず、体力も落ちて、体重が減少し痩せてきていました。

 そんな状態でしたから、MRTにより、少しでも胃腸の調子が良くなって、食事も普通に取れるようになりたい。元気になって、仕事をすることも辛い、この状況から抜け出したいという気持ちでMRTに通い続けました。

 そうして、MRTに1年通ううちに、胃腸の調子も少しずつ良くなり、お粥から普通のご飯に戻しても随分と食べられるようになりました。

 その間に、一旦消えていた肩凝りや頭痛が出現して、「悪くなったのではないか、この苦痛から早く逃れたい」と、MRTを紹介してくれた友人に相談しました。友人の「それは逆行だよ」という言葉を聞いて「あっ、これがそうなのか」と気付き、安心したのでした。

◆MRTで、身体は元気になったが、精神的には何かに追い詰められるようにして仕事をしていた

 MRTに通って2~3ヶ月日の頃、一度だけ「中心感覚の学び」に参加したことがあります。私が、大きな男性4~5人に両手を押さえられて身動きできないときに、RTの先生が、腕の動かし方を教えてくださり、その通りに行ってみると、その男性達が私の手から離れていくのを見て、「中心感覚って本当にあるんだ。すごい力なんだ」と思いました。

 MRTを受けながら、身体は確実に元気になってきたのですが、精神面では、いつも何かに追い詰められるように仕事をしていました。「~しなければいけない。いつもこういう自分でいなければ、人から認められず、社会では生きていけない」と思っていました。

 また、中心感覚があるのはわかるのですが、「中心感覚で生きる」ということが、どうやって生きることなのかよくわかりませんでした。

 そうして、MRTにお世話になって8年目の今年、私にとって大変大きな出来事がありました。

◆溶連菌感染の宣告に、絶望的な気持ちになる

 それは、今年の3月に、溶血性連鎖球菌感染による慢性扁桃炎という診断を受けたことです。始めの1ヶ月は、抗生物質を飲んで治そうと必死になっていました。身体の方も37.5度以上の熱とともに、風邪をひくといつもの倍以上の風邪症状が出て、1週間仕事を休みました。就職してから、初めての欠勤でした。

 その後も、仕事に行くのが精一杯で、帰宅すると直ぐに横にならないといられませんでした。

 溶血性連鎖球菌の感染症は、二次的に腎炎やリウマチになると知っていましたから腎炎=透析ということを考えました。

 私は、透析室の看護婦なので、重症な透析患者さんのことをよく知っていただけに大変なショックでした。「まさか、自分が腎炎から透析になるなんて...」、今回ほど自分が透析することを真剣に考えたことはありませんでした。

 1ヶ月を過ぎても、一向に良くなる方向が見えない体調に、焦りを感じてきました。仕事も長く休むわけにはいきません。

 看護婦という仕事上、元気や健康であるということが必要とされます。私は、「大変大きなハンディを背負ってしまった」という思いで一杯になりました。「病気のままだと働かせてもらえなくなるのではないか。ただでさえ夜勤を免除してもらっているのに」と、不安が大きくなっていきました。

 "できない自分""駄目な自分"を社会的にも役に立っていないと言われているように思えて、何とも惨めで悲しい気持ちに陥っていました。看護婦としての第一線から逸脱したような気持ちでした。

◆病気を受け入れた瞬間の変化

 そうして、2ヶ月半が過ぎた頃、吐き気と嘔吐で、それを止める点滴の後、それまで頼みの綱であった抗生物質も飲めないような状態になりました。自宅に帰っても微熱と全身の痛みで、身体のやり場がなく、もがき苦しむ状態が1時間半続きました。

 そのとき、一人で住んでいた孤独感もあり、ますます苦しい状態になり、希望のかけらも枯れ果てて、絶望の縁に立たされていました。余りに苦しいので、安定剤を飲んで眠ることにしました。

 そして翌朝、目を覚ますと不思議なことに、非常に穏やかな気持ちになっていたのでした。「お薬でも、お医者様でも、この病気を癒すことができないのであれば、私がこの病気と付き合っていこう、向き合って生きていこう、病気の私も私なのだから」と、初めて私が、自らの病気を受け入れ始めた瞬間でした。

 身体の辛さ、痛みにもがき苦しんだ孤独な夜の後、翌日には、気持ちも身体も少し楽になっていたのでした。「もう駄目だ」と絶望した次の日に、こんなことが起こるのでしょうか?今までの私には、想像もできませんでした。私の存在を丸ごと生かそうとする、支えてくれている、大きな大きな世界というか存在(内海先生の言われる法則なのでしょうか)があると確信しました。

 今までの私は、自分が頑張って生きている。たくさん努力してきた。辛くても悲しくても耐えて頑張ってきたから、生きることができたと思っていました。しかし、生きてきたのではなく、生かされていた。本当にそのように実感したのでした。

 今までの私は、病気は嫌なもの、存在してほしくないもの、できるなら避けたいものと思っていました。医療従事者の一人として、「病気を治したい。治すことが自分の使命であり、患者さんの人生、生命を守るのが自分の仕事である」と、信じて疑いませんでした。病気は、悪であり、不幸なものとしてとらえていました。

 しかし、今は、病気になったことに、心から感謝しています。病気は、「できる、できない」にとらわれる余り、できない自分を愛せず、他人から必要とされるよくできた人間になることを必死に求めて生きてきた、不自由な私を見せてくれました。

 そんな自分のままでは、いかに不自由であるのかが見えてきました。

 祖父に「人の役に立つ人間になれ」と言われ、母から「世間渡っていけないよ。しっかりしなさい」と叱咤され、できる人間になることが、祖父と母に認められ、愛されることと思って生きてきました。

 幼い頃に言われたことを真剣に受け止め、そのように生きてしまっている自分に気付けたのも、病気をしたからです。

◆病気が教えてくれたこと

 私にとって、病気は、聞こうと思わないと聞こえない次元のメッセージを運んできてくれたと思っています。ですから、病気は、悪いものでも不幸なものでもありませんでした。私に、「新しい人間になれ」「自由になれ」と呼びかけてくれました。

 病気を拒否して戦おうとしているうちは、よくわかりませんでしたが、病気を受け入れ、仲良く付き合おうという気持ちになったときに、病気が色々なことを教えてくれるものに変わったのでした。

 微熱もあり、身体がだるいときもまだあります。病気が治ったわけではないのですが、不思議なことに、心は穏やかで、明るく前向きで力強ささえ感じるのです。

 そして、病気になってわかったことは、患者さんの痛みでした。今まで、患者さんの辛さは、看護婦としてわかってあげていると思っていましたが、「わかっていなかった」ということがわかりました。患者さんの立場というものを理解していると思っていましたが、医療者中心の医療をしてきてしまったと思いました。

 今は、患者さんの病気を治せなくても、寄り添って、側にいて癒して差し上げたいと思います。患者さんが背負っている心の重荷を少しでも減らしてあげるお手伝いができたらと思います。

 病気をして、患者さんの気持ちを体験し、その辛さを味わえたことも、病気に感謝していることの一つです。

◆ありのままの自分を受け止めて、坦々と生きる

 そして、このように多くのことに気付けたのも、決して、自分一人でそうなったのではありません。

 MRTへ伺ったときに、何も言わなくても、私の元気がないと、RTの先生の方から声をかけて、お話しをしてくださり、いつもその言葉に励まされていました。

 今年の3月に、仕事で頑張れないことが辛いと、先生にお話ししますと、「職場の人に相談して、仕事を休むことも大事です」とアドバイスを頂きました。その言葉が、今までの古い自分から、自由自在な自分に向かって行くのを蹟路している自分の背中をポーンと押してくださった感じが致します。

 現在、MRTに通いながら、内海先生がおっしゃられている学校教育で教えられたことで縛られている、自分自身の自由自在性を取り戻し、中心感覚を発露して生きていける自分になることを望んでいます。中心感覚を使い、仙骨を中心として生きる生き方が、人間本来の生き方であると、現在は思っているからです。

 そのために、今の自分にできることは、できる、できないにかかわらず、ありのままの自分を受け止めて、自分自身に正直に、坦々と、ただ坦々と生きることだと思っています。

 内海先生、全国のRTの先生方、今後ともご指導のほど、よろしくお願い致します。

※体験談は個人の感想であり、MRT治良の効果を説明・保障するものではありません。

よく読まれている体験談

東日本大震災に関連する体験談

体験談の検索

体験談のご紹介

  • 体験談のご紹介
最新の体験談
692件の最新の体験談をご紹介します。
体験談の検索
登録されているすべての体験談を、キーワードにより検索できます。
良く読まれている体験談
体験談の中でよく読まれているものをご紹介します。

関連する情報

こんな方にお勧めです
過去38年以上の治良実績から、難病、奇病、精神病など、ありとあらゆる病気・症状の多くの方が来訪されています。