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クローン病の宣告を受け10年、MRT歴1年半 目で大逆行中ですが、腸の調子は良好です

  • ( 34歳 女性 K.O.)
  • 掲載日:2010.06.08

り、結局、部屋の中を遣いずり回ることとなりました。

 寝汗が毎晩続き、多いときは一晩で一時間おきに5・6回着替えなくてはならないという汗のかきようでした。しかし、そうやって汗をかいた後は、不思議と疲れはなくサラッとしていました。

 寝汗をかくのは、MRTに通い始めたときから断続的に起こっていて、RTの先生の説明も受け、逆行であると理解していたことと、ここ数年は、病院の薬を飲まずに過ごせるくらい体調が安定していましたので、これ以上、症状は酷くはなることはないと、過信していたのでした。

その逆行が出始めた頃の私は、条件的には申し分がなく、私にとって大変魅力的な仕事に就けたばかりでした。自宅にいてしばらく様子をみていましたが、なかなか痛みは治まらず、結局辞めることにしました。

 仕事も辞め、痛みが始まってから1カ月が過ぎた頃、治まりかけていたかにみえた足が、今度は真っ赤に腫れ上がってきてしまいました。どうも皮下に膿が溜まっているようで、その後、そけい部に一センチくらいの穴が開いて、そこから、どんどん膿があふれ出るという状況になっていきました。

しかし、そのような状態でありながら、私がMRTに通う元であるクローン病の症状は、それに反してとても調子が良かったので、この足の状態と、お腹が結びついているとは思ってもみませんでした。

膿が出始めてから外科へ行き、入院を勧められましたが、時間がかかっても悪いほうには向かっていないという漠然とした確信があって、その後、病院へは行かなくなりました。

◆3カ月間、MRTにも通えない逆行により、認識できたこと

 痛みが起こってから3カ月ぐらい経って、なんとか電車に乗る気力と体力が湧いてきて、再びお休みしていたMRTヘ通うことができるようになりました。

そして、それからしばらくして、私の身に何が起こっているのか、やっと認識できるようになりました。

話は10年前にさかのぼります。クローン病で最初に入院したときのことです。大腸に潰瘍が起きていて、そのときに盲腸の部分だけを切除したのでした。クローン病で、大腸に潰瘍ができる度に、腸を切っているという人の話も聞いていましたので、私は、盲腸だけの切除ですんで運が良かったと思いました。

 それが、MRTの治良を再開して、そけい部に開いた穴から、糸のようなものが出てきて、それが盲腸を切除した際に使った、手術糸だということがわかったとき、腸に穴が開いていて、そけい部の穴と結びついていて、膿がそこから作られて出てきているということがわかってきました。

クローン病の人は、たいへん食事に気を使わなくてはならず、脂肪の多いものや繊維質のものは駄目、麺類もうどんは良くても、ラーメンは脂肪があるからいけない、など外食で食べることができるのは、うどんかお鮨くらいで、食べてはいけないものを挙げていくと、食べるものがなくなってしまうというくらいです。

 しかし、今の私はと言うと、腸に穴があいているにもかかわらず、それでもお腹の調子はさらに増して良くなっていきました。10年間がまんして食べられなかった油ものを食べても腹痛や下痢をすることはなく、弱々しかった腹部にも力が入るようになって、段々強くなっていき、病気になる前のお腹になっていっているのでした。

◆がんばれない身体になった現実から理解したこと

現在、仕事はもちろん、まだ痛くて歩行が困難な状態で、MRTヘ行く以外は自宅で静養しています。今回の経験で私が得たものというのは、今まで前向きに"がんばる"ことができたのに、"がんばれない"、という経験をすることになったということでした。 がんばってきたことが、それなりに実を結んで、結果として目にすることが起こっていた今までと違って、まさかまだこのようなことが我が身に起こるとは思ってもみませんでした。正に不意を食らったという感じで、あまりに激しい痛みが長期にわたって続くので、がんばる気力もとうに底をつき、先が見えないという状況に立たされていたのでした。

これは、私にとって大変貴重な経験となりました。それまで無意識のうちに見栄や意地をはって無理をするという私の性質が、この経験により、少しだけ肩の力が抜け、変わってきたように思います。

また、この4カ月の間、医者に任せるのか、自分自身に任せるのか、幾度も自分で決断しなくてはいけないという事態が起きました。

 入院治療の場合は、お医者さんに身をあずけ、あとは自分が安静にしていればいいのですが、自宅で療養しているときは、それを選択した自分自身が全責任を負うという流れが生じて、このまま、どうなってしまうのか、先が見えないという現実も、ありのままに受け止めなくてはならないということに直面しました。

 その度に自分の身体と心の繋がりについてじっくりと耳を傾け、これらのプロセスにあたって自分で信念を持って歩む経験ができたのだと思っています。

 そして、それに撤して歩んだおかげで、今まで自覚していなかった自分の不自由な側面や、家族の前で一つの役を演じていた自分、日常、くり返されていたパターンなどにも気が付くことができました。

今は痛みに対しては、頑張らずに、ちゃんと泣くことを自分に許して、それ以外のことについては笑っていられればいいな、ということを感じています。この理想に近付けるように、引き続き自己を見つめつつ、日々を過ごしていこうと思っています。

 

※体験談は個人の感想であり、MRT治良の効果を説明・保障するものではありません。

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